富山県初上陸。目的は、日本三霊山・日本百名山の立山登山。
今回は、富山県側から、電車、ケーブルカー、バスを乗り継いで、
標高2,500mにあるホテル立山へ。
フェーン現象によるものなのか、5月上旬とは思えない暑さ。
ただ、山の天気は、一瞬にして変わり、
あっという間に吹雪いて、視界が利かなくなったりします。
スノーシューでの登山。
正面の雄山を目指します。
富山県山岳警備隊のヘリ。
雪が溶け始め岩肌が出てくる時に、
羽が生え変わり、山にとけ込む、自然の摂理。
特別天然記念物のライチョウ。
日本では、約3,000羽が生息していると推測されている(2008年に調査)。
天気も良く、無事登頂。
雄山の頂上(3,003m)からの眺め。正面奥が、劔岳。
弘法大師が、草鞋三千足を使っても登頂できなかったといわれている難所。
日本一高所の温泉「みくりが池温泉」で入浴。
夜は、映画「劔岳 点の記」の監督、脚本、撮影の木村大作さん達の
トークショウ。
木村さんは、「八甲田山」「華の乱」「鉄道員(ぽっぽや)」を
はじめ数々の映画を撮影してきた「撮影者」。
御年70才、キャメラマンとしては50年の映画人生、初監督。
劔岳を見た時に、新田次郎の小説を思い出し、
自ら映画化を決意し映画化。
CG、空撮一切無しで、映像にこだわり、
髭の伸び方までこだわるリアリズムのため、
通常の撮影では考えられないストーリー順に撮影、
延べ200日以上を費やした作品。
ストーリーは、明治時代、日本地図完成のため、
険しい山中27箇所に、三角点を設置した明治人の
高潔な行き様を描く。
昔、測量のバイトで、鎌倉の山を測量したのを思い出しました。
山の測量は、本当に大変なんですよ。
まったくレベルが違いますが。。。
2009年5月30日土曜日
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