2009年5月30日土曜日

立山/Tateyama

富山県初上陸。目的は、日本三霊山・日本百名山の立山登山。
今回は、富山県側から、電車、ケーブルカー、バスを乗り継いで、
標高2,500mにあるホテル立山へ。

フェーン現象によるものなのか、5月上旬とは思えない暑さ。
ただ、山の天気は、一瞬にして変わり、
あっという間に吹雪いて、視界が利かなくなったりします。



スノーシューでの登山。


正面の雄山を目指します。




富山県山岳警備隊のヘリ。


雪が溶け始め岩肌が出てくる時に、
羽が生え変わり、山にとけ込む、自然の摂理。
特別天然記念物のライチョウ。
日本では、約3,000羽が生息していると推測されている(2008年に調査)。


天気も良く、無事登頂。
雄山の頂上(3,003m)からの眺め。正面奥が、劔岳
弘法大師が、草鞋三千足を使っても登頂できなかったといわれている難所。

日本一高所の温泉「みくりが池温泉」で入浴。



夜は、映画「劔岳 点の記」の監督、脚本、撮影の木村大作さん達の
トークショウ。
木村さんは、「八甲田山」「華の乱」「鉄道員(ぽっぽや)」を
はじめ数々の映画を撮影してきた「撮影者」。
御年70才、キャメラマンとしては50年の映画人生、初監督。
劔岳を見た時に、新田次郎の小説を思い出し、
自ら映画化を決意し映画化。
CG、空撮一切無しで、映像にこだわり、
髭の伸び方までこだわるリアリズムのため、
通常の撮影では考えられないストーリー順に撮影、
延べ200日以上を費やした作品。

ストーリーは、明治時代、日本地図完成のため、
険しい山中27箇所に、三角点を設置した明治人の
高潔な行き様を描く。

昔、測量のバイトで、鎌倉の山を測量したのを思い出しました。
山の測量は、本当に大変なんですよ。
まったくレベルが違いますが。。。

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